葬儀といっても様々であり、1日葬と呼ばれるスタイルの葬儀を行う方もいらっしゃいます。

ここでは、1日葬のメリットと気をつけたい点をご紹介します。これを知っておくことで、1日葬の特徴などを理解できるようになります。

通常のお葬式では、故人が亡くなった当日の夜か翌日の夜にお通夜が行われますが、1日葬ではお通夜を行わず、全ての儀式を1日で済ますお葬式の形態です。

ただし、火葬をするには亡くなってから24時間が経過することが必要になるため、お通夜の儀式は行いませんが、仮通夜は行われます。仮通夜では故人と親しくしていた人が集まって、別れを惜しみます。

1日葬が行われるのは、故人が亡くなってから24時間が経過してからになり、葬儀と告別式、火葬を1日で執り行います。

お葬式は想像以上に体力が必要になり、高齢者にとっては体に相当な負担がかかります。1日葬だと葬儀を1日に集約することができるため、高齢者の体力の負担が軽減されます。

遠方からお葬式に参列される方は、お通夜に参加すると宿泊する必要がありますが、1日葬だと日帰りでお葬式に参列することができます。仕事などで忙しい方にとっては、1日葬はメリットが大きく、参列者にとっても助かります。

火葬式も1日で葬儀は終わりますが、1日葬は火葬式よりも丁寧に故人を供養することができます。1日葬はお通夜を省略するだけで、他は一般葬と何ら変わりません。

時間を節約しつつ、丁寧に葬儀が行えることも1日葬ならではのメリットといえます。

1日葬はお通夜の儀式を省略しますので、費用をかなり少なくできる印象がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、仮通夜は行われるため、基本的には一般葬とあまり変わりはなく、1日葬だからといって費用を大きく抑えられるわけではないのです。

お葬式の費用を低く抑えたい場合は、1日葬ではなく火葬式を選んだ方が良いでしょう。1日葬の儀式そのものは1日で終了しますが、準備期間を含めると実際は2～3日はかかります。1日葬という名称であるため勘違いされる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は1日では終わらないことを把握しておきましょう。

家族葬は親族を中心に、近しい人達のみで行う葬儀のスタイルです。規模が小さい葬儀のため、従来の葬儀に比べれば低価格で行えるのがメリットです。以下では、ひまわり家族葬祭の「家族葬プラン」の流れと料金に関してご紹介します。