葬儀に参列する際には、服装やマナーが重要です。ここでは、葬儀での服装や身だしなみのマナー、数珠の取り扱い方などをお伝えします。

喪主や親族はブラックスーツを着用するのが基本です。男性は黒のフォーマルスーツに白のワイシャツ、黒無地のネクタイを着用し、ベルトや靴下なども全て黒色で統一します。

女性の場合は、黒のスーツもしくはワンピースを着用し、肌を露出しないように注意しましょう。参列者の服装は、喪主や親族と同じように、ブラックスーツの着用が基本です。

急な知らせでお通夜に参列する場合は、派手な服装でない限り、地味な洋服でも問題ありません。

男性の場合は、ロングヘアーはあまり望ましくなく、できるだけ短くカットするようにします。女性は清潔感が溢れる髪型であれば問題なく、ヘアアクセサリーは黒色に統一しておきます。

お葬式では派手なメイクは厳禁で、真っ赤な口紅をつけないように注意することが必要です。口紅はナチュラルな色合いのものをつけるようにします。お子様の髪型は大人と同じく、男子は短めにカットしておくことが望ましいです。女子でロングヘアーの場合は、黒色のヘアゴムで縛っておくと良いでしょう。

仏式のお葬式に参列する場合には、数珠を持参したほうが良いです。数珠を人から借りるのはマナー違反になりますので、持っていないからといって貸し借りをしないように注意しましょう。

数珠は左手に持つのが基本で、着座している時は左手首にかけるようにします。合掌する際には、ふさが下になるように親指とその他の指にかけて指先を伸ばすようにして合掌を行います。